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私の勤務先はスイスのレマン湖とアルプスの山々を見渡せる5つ星ホテル。
そんな高級ホテルのレストランで勤務しています。
職種にもよりますが、ホテルやレストランは外国人労働者がほぼ占めていて、
ちなみに私が勤務しているホテルにスイス人は一人もいません。笑
なぜこんなに海外労働者、特にフランス人が多いのか?
なぜフランス人の労働者が多いかと言うと、私の勤務先はスイスのフランス語圏だからです。
スイスはヨーロッパのど真ん中に位置していて、
スイスは、フランス、ドイツ、イタリアに囲まれています。
なので、これらの3カ国からの労働者は多めです。
そしてスイスの公用語はなんと4か国語。
言語は近隣諸国の影響を受けながら、分けられています。
- ドイツに近い地方→ドイツ語圏(70%)
- フランスに近い地方→フランス語圏(20%)
- イタリアに近い地方→イタリア語圏(10%未満)
- ローマンシュ語(現在は人口の1%未満が使う、希少な言語です)
国境を渡っても、同じ言語を話すので、言語の壁もなく働きやすい!
そして、外国人労働者の一番のお目当てはスイスの賃金です。
スイスの平均月収は近隣のヨーロッパ諸国に比べたら2倍、3倍にもなります。
それぞれスイスの国境から近くに住んでいるフランス人、ドイツ人、イタリア人は
スイスより物価が安い自国に住みながら、毎日スイスへ通勤し、
高い給料をもらって少し豊かな暮らしをしたりしてる人たちも多々。
もちろん、外国人労働者の中にはスイスに住んでいる人もいます。
スイス人はそんな外国人労働者達を【給料泥棒】なんて呼んだりしていまが。。。
気持ちはわからなくないですが、
ホテル業の賃金は他の職種に比べると
- 給料が低い
- 長時間労働
- レストラン部門は重労働
そんなホテル業に勤務したくないスイス人達の代わりに働いている外国人労働者達(私も含め、笑)。
その他、清掃業はほぼ100%外国人労働者です。
世間で言う、雑用業は外国人労働者で成り立っているのです。
なので自国の給料より高い賃金を遠慮なく頂きたいと思います。笑
スイスとフランスの賃金と労働時間の違いは?
州にもよりますが、ジュネーブ州では世界でも高額な最低賃金が国民投票により可決され、
時給23スイスフラン(※約3900円)にまでに引き上げられました。
※2024年2月中旬の為替、1スイスフラン→170円で計算
月給に換算すると約4000スイスフラン、日本円で約68万円ほど。
職場のフランス人に聞くと、レストランのヘッドウェイトエレスでも
時給11ユーロ(1760円)
月給1,600ユール(日本円で225,600円)。
※2024年2月中旬の為替、1ユーロ→160円で計算
スイスのほうが2倍以上高いですね!
しかも今はスイスフランが異例のユーロより価値が高い!
給料だけ見ると、こんなに稼げるならスイスで労働できるならしたいですよね。。。^^;
しかし、スイスとフランスでは労働時間が異なります。
スイスの労働時間は
フランスの労働時間は
労働時間がスイスのほうが長いので、働く時間が長いと文句言いながらフランス人みなさん働いてます。笑
私が実際に働いて、知ったスイスのちょっとした労働事情をシェアさせて頂きました🇨🇭
最後に
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